山﨑 仙狹

禅茶仙狹會

禅茶一心

「一瞬の無」を感じる心を養う

聖徳太子の時代より茶の様子が伺い知れますが私達が現在飲んでいる茶は鎌倉時代の僧、栄西禅師により中国から禅と共に伝えられたものです。茶と禅が日本に定着するのに伴い1400年代日本独自の茶が禅の教えのもと「侘び茶」という言葉をもって誕生します。禅茶一心のはじまりです。
侘び茶の開祖・村田珠光は一休宗純に参禅して「茶の道は心の道、形ではなく人間の心を尊ぶ禅の教えである。心の師となれ、心を師とせざれ。」と日本独自の侘び茶を誕生させます。
禅茶仙狹會は祖師達の教えである禅の心「今を大切にやさしく生きる」、茶の心「正直につつしみ深くおごらぬ様」を道行の資けとして、和敬静寂のもと、心の我慢我執を除き、誠の心を交わせることを何よりも大切にしながら茶の道に精進しています。


今を生きるということは

●自分自身の心を知る
●「道行二人」自らの仏と共に歩み、外と内の自分自身と共に生きる
●今、生きていることは尊いことである事を知る
●困難に立った時、どうしようもないと思った時、自問自答出来る力を
 日々の生活で養う、努力した後は「なんとかなる、大丈夫」と思う
●体と心を癒す為に自分が好きな茶を知る(緑茶、紅茶、中国茶、Herb tea、酒、等)
●心の中の迷いである三毒(貪り、嫉妬、愚痴)六道(地獄、餓鬼、畜生、修羅 、人、天)
人間が持っているあらゆる邪悪なものを浄化することにより心の安心と平安を得る
●知らなかったことを知ることの大切さに気づく
●人を信じる心を持つ、人を許す心を持つ
●「まぁいいか」と受け入れる心を持ち、すぐに怒らず、行動に移さないで
暫し心を止める事を身につける
●人は自然の中の一部であり、一人で生きているわけではない事、生かされている事に気付き、
何よりも空気はお金を支払わず吸っていることのありがたさを思う
●水の流れのようにさらさらと今を生きる


大切なことは
自分自身の心と体を愛おしく思い、正直に慎み深くおごらない様、心を強く持ち元気で今を生きることです

講座に関するお問い合わせ
禅茶 仙狹會  電話 → 080-2377-1025
      FAX → 03-5443-9433
      Mail → zen.cha.1shin@gmail.com